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民主主義の基礎を担う図書館

カナダでは、小さな公立図書館が市内の至る所に存在しており、それらが強いネットワークで結ばれています。「なんでこんなふうにしているのかな? 大きな図書館を一つ作って、みんながそこへ行けばいいのに。」と、私は不思議に思いました。暫くして、彼(女)らは、図書館を「民主主義を担う市民を育てる訓練場」と考えていることがわかってきました。

 日本の小学校では、「市町村議会で、○○議員が××という発言をした。」ということを調べさせようとは決してしないと思います。万一、調べようとしても、そんな資料は置いていないでしょう。しかし、カナダの場合は、そういった資料があって、児童でも容易に調べられるようになっています。そして、○○議員の発言に対してどう思うのか、その狙い(例えば、「ここの道は一方通行にして、子供のために信号を設置する」など)についてどう思うのか、小学生に考えさせるのです。

このようにして、民主主義の基礎を教えていたわけですね。「地方自治を担う議会は、自分たちの議会だ。そこは、自分たちの力で見守るんだ。そのための情報を最初に手に入れられるのが、我々の図書館だ。」という考え方なのでしょう。 民主主義を支える情報センターとしての図書館。これが、市内の至る所にあって、そこで必要なものは容易に調べられるようになっているのです。本当にびっくりしました。これは1980年代ころのカナダの姿ですが、今の日本の教育状況と比べても凄いと思います。

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