学校改革サポート
AO・推薦入試に強くなる学校教育をご提案
学校関係者の皆さまへ 学校改革のサポート
技術革新によって、私たちを取り巻く環境は急速に変化を遂げています。それにより、社会で必要とされる人材にも変化が生じ、大学入試も大きく変化しようとしています。大学側は、現行の知識だけを求める筆記試験では、学生を評価することが難しいと考えるようになっています。大学が掲げるアドミッション・ポリシーに合っているかどうかをより正確に評価するために、より多面的に学生を評価する方法を取り入れようとしています。
中学校、高等学校もこの変化に即座に対応する必要があります。
時代に合った魅力ある学校を作ることが、魅力ある生徒を生み出し、そして最終的には、それが素晴らしい日本の未来につながるものと信じて、私たちに何かサポートできることがないかを考えて参りました。「CORE」では、魅力ある学校づくりのお手伝いを行っていきたいと考えております。
長きにわたり高校で教鞭を執られてきた講師を中心に、福岡の高校の現状を知り尽くした「CORE」の講師陣が、学校改革をサポートいたします。他の予備校様とは違った「CORE」独自のカリキュラムをご提案させていただきます。
魅力ある学校づくりのお手伝い
- ホームルームを活用した学部別の紹介・導入授業
- AO・推薦入試で合格した生徒様向けの「大学0限次教育」
- 早い段階から自分の興味領域を考えさせるお手伝い。
- (何となくで、文理選択や志望学部を決定させない)
- 関心領域を見つけるための英語授業
- AO入試・推薦入試につながる魅力ある学校行事のご提案
- 世界を舞台に活躍できる人材育成のお手伝い
幣塾のAO・推薦入試対策のページもご参考にされてください。
講師の紹介
担当講師が指導した生徒様の声を紹介いたします。
国立大学・医学部に推薦(AO)合格した生徒の声
クラスでも部活動でもない「海」を中心とした自主的な勉強グループに参加することで、友人の様々な関心や将来の夢、その実現プランを身近に知ることが出来た。また、3年間に渡るこの活動を通して、「海」の仕事に携わっている様々な方々と出会い、その人達の生き甲斐や責任感を直接知ることが出来た。ここで学んだことは、私を大人にする上でとても大きな糧となった。
個人的には、「海」の中でも、特に「捕鯨」に関心を持った。それは学校近くの町に捕鯨産業があったにも関わらず、何も知らない自分に気付いたからである。「捕鯨」について勉強するうちに、ローカルな中にこそ、グローバルな問題が潜んでいることを発見した。将来、私が地域医療に従事する際にも同じような状況に出会うのではないか、と期待している。
一方、鹿児島県の奄美大島近くにある加計呂麻島などの離島を、先生や仲間たちと訪問(フィールド・ワーク)することで、離島医療に携わっている人たちの責任感の強さや逞しさに気付く機会を持てた。医学生になった後も、このような医療困難な地域を積極的にまわり、自分の人間性や医師に求められる感性を高めていきたいと考えている。
このように、私にとっての高校3年間は、他校で決して経験できない非常に意味ある成長期間となったのである。
担当講師の業績を紹介
-観光インフラと環境保護-対照的な二つの事例-
日本や米国(最近は中国)の資本を積極的に取り入れて、観光立国を目指すパラオ国。一方、近代化を拒否し続け、頑なに伝統社会・伝統文化を守ろうとしているミクロネシア連邦のヤップ州。この二つの島を比較をすれば、課題研究のテーマ(及びその掘り下げ方)が優れたものになるだろうと考え、フィールドに選びました。
直ぐ近くにあるパラオ国とヤップ州ですが、本当に全く違った所でした。
パラオでは、日本のODA(政府開発援助)を使った橋や空港や道路、発電所の建設といったインフラ関連のものが多く、至る所に「JICA(国際協力機構)の支援によるもの」との説明が書いてあります。
一方、ヤップは今でも村落共同体が完全に機能しており、部族長(chief)の影響力がとても強いのです。日本が支援している分野も、初等教育・病院経営・漁業の指導といった草の根的なもの(NGO的なもの)ばかりです。
ところで、パラオは観光立国としてやっていけるだけのインフラを、20年かけて既に完成させています。日本のODAがこの面で大いに貢献したのは間違いありません。パラオは、特に環境保全を厳格にし、持続可能な「環境に配慮した観光政策」を進めていこうとしているのです。今や、観光で充分やっていけるようになったため、環境にも十分な配慮が出来るようになりました。つまり余裕が出てきたのです。
一方、ヤップは自給自足的な生活にずっとこだわったため、観光があまり発達せず、現金収入がありません。そのため、小金(病院代や子どもの授業料)を稼ぐ必要に迫られて、かえって環境破壊(持続可能でない漁業や農業など)が起こっています。
このように、20年前には予想もされなかった逆転現象が目の前で起こっているのです。これら二つの事例を比較することで、「観光インフラと環境保護」について非常に面白い課題研究をしていけると確信しました。
どっちの政策がよかったのかは即断できませんが、隣国でありながら歩んだ道が全く違うのがよくわかるケースとして最適の教材になったと思います。また、生徒にとっては最良のフィールドワークになりました。
-他校と一線を画すグローバルコースの設置-
各学校とも英語教育に力を注いでいるが、残念ながら、今のところ単なる語学教育レベルで留まっており、厳しい国際社会で生きられる力の育成には繋がっていない。また、理系生徒が多くいる学校では、彼(女)らのニーズに合う国際性の付与には成功していない。
前者の課題に対しては、英語科と社会科との合科授業を促進することで、また国際社会の様々な分野で活躍されている方々から具体的な助言を頂くことで、世界観の涵養、或いは国際的に通用できる思考力・判断力・交渉力・企画力の育成をする必要がある。つまり、多面的で重層的な世界認識に基づいた上で、「立場の違いを乗り越えながら、交渉を通じて、お互いに納得の出来る解決策を見出せる力」をつけさせることを主眼にするのである。
後者の課題に対しは、英語科と理科との合科授業を促進することで、またサイエンスの世界で活躍してきた人々の歴史を知ることで、見識ある一流の科学者の中で、或いは多国籍の人々からなるビッグ・サイエンス・プロジェクトの中で、指導力を発揮できるようなリーダーの養成をする必要がある。つまり、「挑戦するとは」「見識ある一流の科学者とは」「多文化社会の中で働くサイエンス・プロジェクト・リーダーとは」一体どういう人のことなのかなどについて、認識を深めさせることを主眼にするのである。
競争相手を、同じ地方に住む(隣の)高校生にするのか、それとも世界中にいる頼もしい前途有望な若者にするのか。それによって、英語教育の目的が大きく違ってくる。
生徒様向けの講演会、保護者様向けの講演会、先生様向けの学習会、各教科の講師派遣等、ご相談ください。「CORE」では、ご依頼いただいたものが日ごろの教科指導や進路指導と連動して効果がでるように、綿密に打ち合わせを行います。
無料で試験的に導入することも可能ですので、お気軽にご相談ください。