【西南学院大学】2022年度 / 英語　大問ごとの対策

今回は、大問ごとの対策についてまとめていきます。
(2021年との主な変更点は、こちらをご確認ください
⇒ https://core-fukuoka.com/2022/04/23/seinan-university-english/ )

[Ⅰ] 英文中の空所補充
　配点が28点⇒36点に増加したことからも、しっかりと対策を行わなければいけません。
　全体的に語法やイディオム等の知識問題が減少し、英文の内容を読み取って解答する問題が増加している印象です。英文を正確に読み取って、内容を理解する力を身につけることを心がけましょう。
①英語が苦手な人は、比較的短い英文の文構造を読み取る訓練を行いましょう。　
　*参考図書：英文法基礎１０題ドリル （田中健一先生、駿台文庫）
　　　　　　 英文読解入門 基本はここだ！（西きょうじ先生、代々木ライブラリー）
大学受験のための英文熟考（竹岡広信先生、旺文社）
　　　　　　 問題精講シリーズ（旺文社）
②…とは言え、単純な知識問題も出題されています。失点は許されない問題となるため、早い時期からコツコツと知識の定着に努めましょう。特に「動詞の語法・イディオム」はやり残すことがないよう学習を進めていきましょう。
　*参考図書：システム英熟語（霜康司先生、刀祢雅彦先生、駿台文庫）
Vintage (篠田重晃先生、米山達郎先生、いいずな書店）などの網羅系問題集。

[Ⅱ]正誤問題
　出題形式が大幅に変更されました。
（詳細はこちらで確認⇒https://core-fukuoka.com/2022/04/23/seinan-university-english/）
　ただし、問われていることにさほど変化はありませんので、頻出問題に慣れておけば十分対応できると思います。「準動詞（特に分詞）」「「文構造（主語と動詞の一致、品詞）」「名詞（単数 or 複数」は、特に注意をしてほしい分野です。
　*参考図書：スーパー講義 英文法・語法 正誤問題（高沢節子先生、河合出版）
　　　　　　 大学入試最難関大への英文法[正誤問題編] (大矢復先生、桐原書店）
　　　　　　 英文法・語法良問500 誤文訂正編（佐藤進二先生、河合出版）

[Ⅲ]語句整序問題
　基礎的なイディオム、語法、文法知識が定着していれば、全問正解できると思います。ただし、「不足する1語を書かせる問題」なので、問題傾向に慣れておく必要があります。ある程度知識が定着すれば、過去問に取り組むのが効果的だと思います。
*参考図書：システム英熟語（霜康司先生、刀祢雅彦先生、駿台文庫）
Vintage (篠田重晃先生、米山達郎先生、いいずな書店）などの網羅系問題集。

[Ⅳ]読解問題
　しっかりと学習をしている受験生には、非常にきれいで読みやすい英文です。しかしなら、文構造を分析しながら英文を理解する訓練をしていない受験生は、解答を導くことができず、多く失点してしまう傾向があります。（これは[Ⅰ]にも共通して言えることだと思います。）文構造を正確に分析できる力を身につけ、段落ごとの要約を考え、文全体の内容を読み取る練習を繰り返し行うことだと思います。問Aについては、要約を完成させる問題で、英文の内容に合っているものを選ぶ問題ではないことには注意してください。
　[Ⅰ]で挙げた参考図書に取り組んだ後に、過去問を解き進めるのが効果的だと思います。