【英文法】受動態にしてはいけないパターン
今回は、「受身にしてはいけないパターン」です。
[2011 東京大 前期]
次の英文には,文法上取り除かなければならない語が一語ずつある。解答用紙の所定欄に,該当する語とその直後の一語,合わせて二語をその順に記せ。文の最後の語を取り除かなければならない場合は,該当する語と×(バツ)を記せ。
Not only did the country become economically successful, but its citizens achieved some level of psychological unity as a people, despite the fact that they became consisted of several distinct ethnic groups.
本問の解答ですが、取り除くべき語は「became」です。consistは自動詞で、受身にしてはいけません。consist of Aで「Aから構成される」の意味。= be composed pf A = be made up of Aで、これと混同して、consist も受身の形にしまう受験生が多いので、入試ではよく出題されます。
他に受身にしてはいけないものとして、「happen」→ ×be happened、「seem」→ ×be seemed、「take place」→ ×be taken place、「grow up」→ ×be grown up
これぐらいは頭に入れておいて、即決で解答したいところです。