スタディサプリだけで国公立・難関私立対策?
大学受験専門塾COREでは2022年1月から、既卒生向けに『スタディサプリを活用した少人数授業』をスタートさせました。今回は「スタディサプリ」とはどんなものなのか?
COREがスタディサプリと併用する理由などについてお答えしようと思います。
スタディサプリとは
「スタディサプリ」とは、リクルート社が提供する、自主学習型のWebサービスのことです。
対象は小学生から中学生、高校生、大学受験生、英語を勉強したい社会人まで。学生はもちろん、専業主婦や企業勤めをしている人まで、Webが使える環境が整っているならどんな人でも利用することができます。
講師・動画の質には定評があり、東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学など、国立大学や難関私立大学合格実績多数です。なので、使い方さえ間違えなければ、難関大学にも合格できる内容になっています。
スタディサプリの特徴
スタディサプリの特徴を分かりやすくまとめると以下の通りです。
- 一流講師の授業を動画形式で受けられる
- 一回あたりの授業時間が短いので勉強しやすい
- 月額料金を支払えば小学講座・中学講座・高校講座がすべて受講できる
- 自分のペースで学習できるので前学年のつまずき解消や先取り学習が可能
- 教材やテキストはダウンロード可能。ダウンロードすれば教材費がかからない
- 学習の進捗度を確認するメールが保護者に送られてくるので、お子様の学習状況を把握できる
- 解約や再登録が無料で簡単にできる
スタディサプリは一流講師の授業を好きなときに何度でも利用できる大変人気の通信教育です。
しかし、せっかく優れた学習サービスでも効率良く活用しなければ、勉強が進まずなかなか成績が上がらない恐れがあります。
スタディサプリ成果が出ないときの理由
サンノゼ州立大学(アメリカの有力大学)が、通常授業とオンライン映像授業を受けた後のテスト合格率を比較する実験をしました。その結果、通常授業の受講者は71%の合格率であったのに対し、映像授業の受講者は51%でした。この結果が、そのまま日本の大学受験に当てはまるとは限りませんが、的を得た問題ではないでしょうか。
オンライン映像授業が合格率の低い原因は「指導者の不在」
どんな映像授業であっても「分かりやすい授業=しゃべる参考書」であり、それ以上でも、それ以下でもないという事です。
- 質問できないから、分からない箇所が残る
映像授業を見て完全に理解できる人は良いのですが、普通は、分からないところが残ります。分からないところを残したままだと、結局は伸びません。 - 演習量が全く足りない
スタディサプリでは授業の中で講師も言っていますが、授業を受けるだけでは成果は出ません。演習量が全然足りないからです。講義を受けて理解した(インプット)後、自ら問題を解くこと(アウトプット)が、必要不可欠です。各授業の後で、その講義内容にふさわしい問題集をやってはじめて実力がつきます。 - 「何を、いつまでにやるべきか」的確に判断できない
「好きな時間に、自分のペースでできる」のが映像授業のメリットですが、「大学受験で合格した経験のない人が決めた、自分に最適なペース」では、結果は出ません。多くの高校生が好むゆっくりしたペースでは、志望校への現役合格は無理です。
また、サボろうと思えば幾らでもサボれてしまうのが、映像授業です。受験までのカリキュラムが見通せて、自分を律することができる高校生でもない限り、リードしてくれる指導者が必要不可欠です。
このように映像授業に関する問題を含め、大学受験専門塾COREでは、圧倒的に分かりやすい「プロ講師の神授業」で有名な「スタディサプリ」の授業動画・復習テストと「大学受験専門塾CORE」のプロ講師によるライブ授業・進路指導を併用することで、効率良く確実に力をつけることができるカリキュラムをご提供いたします。少人数指導で一人ひとりの弱点を見逃さないよう、きめ細やかな指導を行います。
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