「大学受験専門塾CORE」の講師紹介①

　本日は、「AO・推薦入試対策」「教養を身につける英語」をご担当いただいている講師の自己紹介文と言ってよいでしょうか。私も先生から刺激を受け、日々学ばせていただいています。ぜひ、塾選びの参考にしていただきたいと思います。　

　長い教員生活の中で、私は適切な進路指導が出来るように、自分の頭の中に（様々な学問や職業の紹介が出来る）『進路の森』を造ろうと努力してきた。
　例えば、天文学の苗を植えたり、行政法の枝を剪定したり、民俗学の実を育てたりしてきたのである。これは、向上心溢れる高校生の要望に応えることが出来るようにするためである。
　始めて２０年くらい経つと、こちらからこの森に誘い、各生徒の個性にあった一本の木（例えば国際関係論の木）に登らせ、「見晴らしはどのようなものか」「どのような実りのある人生に繋がるのか」などについてまでアドバイス出来るようになった。　この森から刺激を受けた高校生は非常に多かった。忘れられないのは、この森を育てるにあたって協力してくれた多くの中・高年者の存在である。日本の本当の強みは、年配の人々が次世代の教育に強い関心を持ってくれていることにあると思う。どれだけ多くの時間とエネルギーを提供して頂いたことか。本当に感謝の言葉しかない。　最近は、この方々（今や後期高齢者が殆どになった）に、森から刺激を受けた彼（女）らがどのような人生を過ごしているのかについて、是非伝えたいと思うようになった。これまで、お伝えした方々は例外なく、とても喜ばれている。