2020年度受験
九州産業大学 建築都市工学部
- 私はAO入試の8ヶ月前から、COREのAO入試対策授業を受け始めました。
COREで授業を受け始めた当初は、一度高校を辞め、これからの人生、どのような道で生きていくのか非常に悩んでいた時期だったと思います。
私は、小さい頃、建築物や、デザインに触れてくる機会が多くあったので、あやふやに芸術的な道に進みたいと思うようになりました。
しかし、進学した高校は、いわゆる進学校と言われる高校で、教科の勉強に追われ、自分の人生を考える時間は全くありませんでした。入学後3ヶ月で、自分には合わないと直感的に感じ、その年の後期に福岡市内の単位制の高校へ編入しました。その高校では、個性豊かな友人と出会い、自分の視野を広げる事ができました。また、そこから得る経験から、自分が進みたい道が少しずつ見えてきました。
そして、受験の年になり、COREさん、AOの先生と出会い、AO入試の対策授業を受ける事になりました。
最初の授業では、大学の学部(建築学、都市工学、インテリア等から)を決めるために、建築を取り巻く歴史、文化、都市設計等、様々な基礎的な知識を教えてもらい、その授業の中から、建築の中でもどの分野を学んで行きたいかを考えていきました。また、その授業は、毎回私が今まで知らなかった世界だったので、毎回刺激を受け、興味関心が広がっていきました。
学部が決まると、今までの授業を元に大学の希望理由書を書き始めました。最初はまとまっていない文でしたが、先生に添削してもらう事で、次第にまとまり、添削を通じて先生と話し合う事で、何故私は、建築学部を目指しているのか再確認する事ができたと感じます。
志望理由書が完成し、大学から事前に与えられている課題の制作に入りました。その課題では、自分で課題について考え、プレゼンテーションをするという今まで全く経験をしたことがない内容だったので、最初は形になるかとても不安でした。しかし、その経験は一般入試では経験できない事なので、AO入試は自分自身の大きな成長に繋がったと思います。
入試本番では、今まで多くの時間をかけて、完成させた物だっただけに、緊張はしましたが、自信を持って発表する事ができ、無事合格する事ができました。
AO入試を受けてみたいと思っている人はもちろん、将来どうしていくか悩んでいる人も多くいると思います。
今回このような機会を頂いたので、自分の経験から言える事は、一度COREで授業を受けてみると、自分が知らない世界を学べ視野が大きく広がると同時に、自分の人生が整理され、これからの道が大きく開けた物になっていくと思います。